前回の記事では、
父がデイサービスを利用するまでの流れについて書きました。
デイサービスを利用するまでの流れや、
介護認定・ケアマネ決定までの経緯については、
こちらの記事でまとめています。→親の介護認定を申請して分かったこと|申請の流れと要介護4・要介護1の現実
今回はその続きとして、
初めてデイサービスを利用した当日の様子と、
家族が想定していなかった出来事について記録しておきます。
同じように、
「これからデイサービスを使おうとしている方」の
参考になれば幸いです。
デイサービス前夜、父の不安はすでに始まっていた
デイサービス利用の前日、19時頃。
父からこんな確認がありました。
「明日はデイサービスだよね?」
父はすでに時間の感覚があいまいな状態です。
不安になった私は、
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明日であること
-
朝7時に朝ごはんを食べること
-
迎えが来るまで家で待てばいいこと
を、ゆっくり説明しました。
父は普段から早く寝てしまいます。
この日も、19時には就寝していたと思います。
朝3時、すでに“出発準備”をしていた父
そして当日の朝3時。
私は4時に起きる生活のため、
3時にお風呂の湯沸かしに行きました。
すると、父が起きていました。
いつもよりきちんとした服に着替え、ジャンパー姿で。
思わず、
「まだ3時だよ。行くまで5時間以上あるから寝て」
と伝えると、
父は何も言わず部屋に戻りました。
5時、再び起きてきた父
しかし、5時。
私がお風呂を出て洗面台にいると、父が現れました。
「髪をセットさせてくれ」
先ほどの服に、さらにジャンパーを羽織っています。
このままでは、夕方まで体力が持たないと感じ、
もう一度ベッドに連れて行きました。
「子どもたちが学校に行った後だから」
そう伝えると、
一応納得して横になりました。
朝7時半、すでに限界状態
我が家の朝食は7時。
様子を見に行くと、父は寝ていました。
おそらく、夜中の2時頃から起きていたのだと思います。
7時半まで寝かせ、起こすと父は慌てて、
「迎え来たか!」
私は冷静に「朝ごはんだよ」と伝え、食事をさせました。
その間に子どもたちは登校。
すると父は、
「子どもたちと一緒に出る」
と玄関へ。
何度も
「迎えに来るよ」と伝えているのですが、
“遅れたらどうしよう”という不安で頭がいっぱいなのです。
家を出る直前、家族の不安
私は8時半に外出予定。
迎えは8時45分。
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インターホンに出られるか
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鍵をちゃんと閉められるか
不安は尽きませんでした。
感覚としては、
小さな子どもの初めてのお出かけと同じでした。
帰宅すると、
電気はついていましたが、鍵は閉まっていました。
ひとまず、ホッとしました。
デイサービス中の連絡「血圧が低い」
昼過ぎ、デイサービスから電話がありました。
「血圧が低いんです」
上が80弱、下が50を切っているとのこと。
確かに低い数値です。
原因は分かりませんが、
寝不足の影響もあるのかもしれません。
本人は元気そうとのことで、
そのまま様子を見ることにしました。
帰宅時、父の第一声
夕方、父は帰宅しました。
「たくさん話すことある!」
と言っていましたが、
いざ聞くと、
「今考えてる!」
結局、具体的な話は出てきませんでした。
ただ、
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他の利用者と話した
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みんなで何かをした
-
夕方に30分ほど昼寝をした
とデイサービスの方から聞きました。
夕飯はしっかり食べ、
すぐに眠ってしまいました。
まさかの出来事は、その夜に起きた
夜23時。
妻に起こされました。
「起きて!おじいちゃんが玄関でおしっこしてる!」
飛び起きて確認すると、
父は玄関に立ち、床は水浸し。
声をかけても反応はありません。
片付けようとする父を止め、
その場から離して対応しました。
玄関は“トイレ”になっていた
玄関の被害は、
幸い父のサンダルだけで済みました。
しかし、片付けの準備中に、
父は裸足で濡れた玄関を歩き回っていました。
「足、汚れちゃったよ」と伝えても、
「濡れてない」
と答えるだけ。
手を引いて足を拭き、部屋へ戻しました。
深夜23時、1月の寒さの中での後始末
洗剤を溶かしたお湯を何度も流し、
ワイパーで水を外へ。
外もお湯で洗い流しました。
1月の寒い夜23時に。
家族が気づいたこと
この出来事で、
妻と私ははっきり分かりました。
「デイサービス後も要注意だ」ということを。
翌日、父に聞くと、
多少は覚えており反省していました。
理由は「トイレを我慢できなかった」と言いますが、
以前も玄関をトイレと勘違いしたことがあります。
おそらく、
脳機能の低下により、玄関をトイレと認識したのでしょう。
まとめ|初回デイサービスで分かった現実
初めてのデイサービスは、
無事に終わったと思っていました。
しかし、
**本当に大変だったのはその“後”**でした。
特に、
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寝起き
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疲労がたまった夜
この時間帯は、
認知症の症状が強く出ることを実感しました。
次回は、
母の手術と、その後の容態について書こうと思います。


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